ゆる文

ゆる~くアニメだとか、映画の感想文

映画 クライム/ ミステリー『セブン』「”この世は素晴らしく、戦う価値がある”と。後半には同意する」

セブン - 作品 - Yahoo!映画

 映画の良し悪しなどそれほどわからないバニラですが、あえて言おう「傑作だ!」と。まず、題材は犯罪ものにありがちな七つの大罪を扱っていますが、公開年が1995年らしいので、つまり今現在のクライムサスペンスの基礎を築いたと言えなくもない作品です(*'ω'*) ジョン・ドゥという猟奇連続殺人鬼をブラッド・ピット演じるデビット・ミルズ刑事とモーガン・フリーマン演じるウィリアム・サマセット刑事が追い詰めていくという王道ものになっています。

 

 いいですね~( ̄▽ ̄)  刑事が姿のわからない猟奇殺人鬼を追い詰めるという話すきですね~( *´艸`) ジョン・ドゥというのは事件などで名前のわからない犯人に付ける名前らしいですよ。その、ジョン・ドゥは七つの大罪、傲慢、嫉妬、憤怒、怠惰、強欲、暴食、色欲というふうに、それらのどれかに当てはまる人を見つけて殺人を重ねていくのです。

 

 この設定は厨二心をくすぐられますが、少し間違えると物語が一気にチープになると思うのですよ。だけど、本作に関しては重厚感しかありません(≧▽≦)  開けてはいけないと言われると開けたくなうように、やってはいけないと言われるやりたくなるように『羊たちの沈黙』などで知られるハンニバル・レクターしかり、物語での話ですが、このようなシリアルキラーは人々を惹きつけるカリスマ性を持っていますね。

 

  サスペンスの基礎を確実に抑え、哲学的なテーマを扱った終始暗い重い映画になっていますが、だからこそ見入ってしまう。猟奇殺人鬼と二人の刑事、はたして勝つのはどちらでしょう(。´・ω・)?